【参加費無料】日仏ひきこもりワークショップ【10月16日(水曜)15-17時ハイブリッド開催】

2024年10月02日

この度、フランスのひきこもり支援研究の第一人者であるMJ Guedj Bourdiau先生(元サンタンヌ病院救急精神医療部長)とニコラ・タジャン先生(京都大学)をお招きして「日仏ひきこもりワークショップ」を開催いたします。
日本で1990年代からハイライトされてきた社会的ひきこもり現象ですが、ひきこもり者の数は増え続けており国内140万人を超えると推定されていますが、その抜本的な打開策はいまだ見出されていません。私たちがこれまで行ってきた国際調査研究により、ひきこもりがいまや世界中に拡大していることが明らかになりつつあります。日本では孤独担当大臣が誕生し、WHOでは社会的孤立の国際会議も開催されており、社会的孤立のグローバルな対策が喫緊の課題となっています。ひきこもりは、精神医学、心理学、社会学など様々な領域で捉えられてきました。ひきこもり研究の発展により、国外でも研究報告がされるようになってきていますが、評価法がいまだ定まっておらず、疫学的なデータが不足しており、治療法に関してもいまだエビデンスに基づくものはほとんどありません。
こうしたひきこもりに関する多くの課題を乗り越えるために、ひきこもり研究ラボ@九州大学では世界中の様々な領域の専門家をお迎えし、ひきこもりをテーマにディスカッションを重ねてきました。
実はフランスでも2010年頃からひきこもりが注目されています。今回のワークショップでは、フランス・パリのひきこもり支援センターの創設者であるMJゲジュ・ブルディオ先生と、ニコラ・タジャン先生(京都大学)を九州大学にお招きして、フランスのひきこもり事情を紹介していただきます。ラボ代表の加藤は、ラボで開発した新しいひきこもり評価の方法と意義を紹介します。
ひきこもりの文化社会的影響や新しい評価法・支援法に関心のある方であればどなたでも参加出来ます。是非奮ってご参加いただければ幸甚です。
このたびは、現地(九大コラボ・ステーション)とZoomを使ったWeb参加方式を併用するハイブリッド方式にて行います。
日時: 2024年10月16日(水) 15時00分〜17時00分(日本時間)
参加費:無料
使用言語:英語

現地会場: 九州大学病院地区 馬出キャンパス(福岡市東区馬出3−1−1)

    コラボ・ステーションⅡ-2階 大セミナー室
※オンライン参加では事前登録が必要で、下記のリンクより登録できます(当日でも登録可能です)。
(なお、オンライン参加では本人確認のため顔画面表示を必須としていますので、ご了承ください)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
ひきこもり研究ラボ@九州大学(事務局)
(連絡先:hiki@med.kyushu-u.ac.jp
Poster_France-Japan Hikikomori Workshop@Kyushu2024.10.16-final-rr

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