学際的ワークショップ「意識、無意識、AI」のご案内【10月14日(月・祭日)ハイブリッド開催】
2024年09月27日
小寺記念精神分析研究財団(主催)では、毎年1回学際的なワークショップ 『精神分析の知のリンクにむけて』を開催しております。
2024年10月14日(月・祭日)13:00~17:00、2024年度学際的ワークショップに、当ラボ代表 加藤隆弘准教授が登壇いたします。
今年第九回のテーマは「意識、無意識、AI」でして、ワークショップの主目的は、AI研究と脳科学研究の転換期に、精神分析の基本概念である「意識と無意識」を改めて問い直すことです。
今回のメイン・シンポジストの渡辺正峰先生は、日本で最もラディカルな脳科学者であり、意識研究のエクスパートです。人間の意識を機械にアップロードするという大胆な実装研究を提示した『脳の意識 機械の意識』は大きな話題を呼んでいます。精神分析側のシンポジストとしては、ニューロサイコアナリシスを牽引するラカン派の精神科医で言語学的な観点から精神疾患にアプローチしている久保田泰考先生と、ひきこもり外来を開く精神分析家でありつつも並行して脳内免疫細胞ミクログリアの生物学研究やロボット研究も行っている加藤隆弘が登壇します。指定討論は、解離研究の第一人者であり脳科学にも造詣が深い岡野憲一郎先生がご登壇されます。
精神分析家と基礎研究者とによる希有なワークショップですので、ご興味ありましたら、是非ご参加ください。どなたでも参加出来ます。
【以下、プログラムの概要です】
日時 :2024年10月14日(月・祭日)13:00~17:00
場所 :小寺財団第一セミナールーム
方法 :ハイブリッド方式(自宅のPCからオンラインで参加可能)
参加対象:どなたでも参加できます
<発表者>
渡辺正峰(東京大学大学院工学研究科)
久保田泰考(滋賀大学保健管理センター)
加藤隆弘(九州大学大学院精神病態医学)
討論者 :岡野憲一郎 (本郷の森診療所/京都大学)
司会 :藤山直樹、十川幸司(個人開業)
参加費 :4000円
定員 :100名(会場30名まで)